ウェザリングのピグメントとは、粉末粒子が細かく、砂・泥・錆などの表現がリアルにできる魔法の粉です。
絵の具を乾かし粉々に砕いたような感じ?のもので、パステルカラーをヤスリで削って粉状にしたものに近い感じにも見えます。
と言っても、市販のピグメントとは若干成分が違うので、専用品を使ったほうがいいようです。
主に戦車やジオラマなどに使われていることが多く、ガンプラにも浸透しつつあります。
M5のウェザリング解説。ピグメントの使い方、後半を紹介します! pic.twitter.com/IV9q6Zhkpq
— 吉岡和哉 (@hareiwa1173) 2016年6月8日
作業工程としては、ウェザリング塗装の上にウェザリングピグメントを施すといった感じです。
使い方はそれそれで、ピグメントを水や水性アクリル溶剤で溶き塗り込んで泥汚れを表現する方法と、粉のまま吹きかけホコリを表現する方法があります。
プラモデルのスケールに合った粒子の細かさなので、より実物に近い汚れやホコリが表現できます。
ピグメントを定着させるのも、水性のアクリル溶剤を下地に塗り、その上にピグメントを撒く場合と、クリアートップコートをする場合があります。
本物そっくりのリアル感、というより本当に汚しているのが見てわかります。
塗装を超えた感じで、自分も戦場にいるような錯覚に陥る、そういった素晴らしい新感覚の塗装方法です。
昔、戦車のリモコンのプラモデルが好きでよく買っていた頃のことを思い出します。
外で走らせ、水たまりや泥、砂の上などを走らせ壊していた時は、実際こんなに汚れていなかった気がします。
やはり、現実で汚すより塗装を施したほうのが、よりリアルの表現ができます。
泥、砂だけではなく、赤っぽい色を使い、サビの状態もリアルに表現ができます。
いろいろな色を使い分けると、違ったウェザリングのガンプラが完成します。
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