ガンプラ初心者の道具 はじめの一歩はニッパーから
子供が急にガンプラが欲しいと言われた場合、「何から始める?」などのことをまとめていきます。
プラモデル全盛期だった頃の親御さんたちは、大体が車、戦車、飛行機などが主だったと思います。
私も、ほとんどの製作が、車やバイクでした。
当時使っていた道具は、パーツの切り離しには爪切りが定番で、デカールの切り取りにはハサミと、どこの家庭にでもあるものを使い製作していました。
塗装に関しては、筆塗りで頑張っていました。
一台を仕上げるのに、スプレー缶はとても高価な品物で、当時小学生だった私には買えるものではありませんでした。
しかし、今のガンプラは、パーツごとに色分けされているため、塗装をしなくてもアニメそのものの出来に仕上がるようにできています。
それ以上に関心なのが、接着剤を使わないはめ込みタイプのため、有害なものを排除していることです。
切ってはめ込むだけなので、グレードによって子供でも作れる設定になっています。
組み立てのレベルが上がってくれば、ガンプラもレベルを上げていき、よりリアルなガンプラが楽しめます。
プラモデル全盛期に製作をしていた時代から時間が止まっているお父さんなどは、きっとガンプラの箱を開けた瞬間ビックリすると思います。
箱を開け、目に飛び込んでくるのが、カラフルなパーツの数々、それとパーツの多さです。
昔の車などのプラモデルは、ボディ色とパーツの色とクリアーパーツなど、よくて3色でした。
それから比べれば、ガンプラは非常に作りやすいです。
プラモデル製作と言うより、立体組み立てパズルといった感じです。
しかし、パーツの多さと、小さく細かい部品もあるため、パーツの切り取りに爪切りでは対応しきれなくなってきています。
子供と一緒に製作を始めるのに失敗はしたくありません。
しかし、ほんのちょっとの知識さえあれば、子供とコミュニケーションを取りながら一緒に製作を楽しむことができます。
そこで、最初に必要になる知識が、ニッパーという存在です。
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ガンプラ ニッパーのおすすめ
ニッパーなら「家にもあるよ」と言っても、電工ニッパーでは狭い部分に刃先が入り込まないため使いづらいです。
狭い部分のパーツを切り離したいので、プラモデル専用の刃の薄いニッパーが必要になってきます。
ニッパーの刃先も両刃(重なる刃先が両方研がれている)と、片刃(片方のみ研がれていて片方は押さえるタイプ)のものがあります。
両刃のものは、鋭い刃同士で挟むため断面がきれいに中央でカットされます。片刃のものは片方のみでカットするため断面が一直線にカットされ断面の白化現象が抑えられます。
ニッパーにもそれぞれ特徴があり、両刃ニッパーは右利き左利き問わず使いやすく出来ています。
ニッパーにも種類や値段がいろいろあるので、価格の安いものから人気のものまで数点をまとめてみました。
ミネシマ ベビーニッパー D-1
低価格でサイズも小さく使いやすいです。
サイズが小さいために、太い部分や硬い部分には少し力がいります。
ガンプラを始める第一歩として人気があります。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.35 薄刃ニッパー
モデルメーカーのタミヤ製なので、多くのモデラ―が愛用しています。
初心者をはじめ、様々なモデラ―が愛用していて、見た目や質感など人気が高く、手にしたその瞬間からレベルアップを感じさせてくれるニッパーです。
初心者セットのバージョンアップために購入する人も多く、その切れ味に感動します。
両刃ニッパーなので、力を使わずスッパリ切れます。
そのほかのタミヤ製品
ゴッドハンド アルティメットニッパー5.0
多くのモデラ―が愛用し、プロもおすすめするニッパーです。
価格は高めですが、価格相応の切れ味で好評です。
刃先が滑るように入っていき、ほぼ音もなく切れる優れものです。
切れ味も抜群で、切った後のプラスチックの断面に白い跡があまり残らずカットができます。
片刃ニッパーの代表作、包丁で野菜を切るようにスパスパ切れ「このニッパーを使ったら、他のニッパーは使えない」というほど絶賛されています。
ガンプラの道具ニッパーのランキング
ニッパーの種類もいろいろありますが、基本はほぼ一緒で、高いか安いか、使用頻度はどのくらいかで決められると思います。
ガンプラの道具ニッパー 低価格編
ガンプラの道具ニッパー コスパ編
ガンプラの道具ニッパー 上級編
ガンプラの道具ニッパー 番外編
ゴッドハンド こどものニッパーEXは手の小さい子供用に作られたニッパーです。
プラモデル用のニッパー自体あまり大きいものではないのですが、子供の手のサイズにピッタリななことと切れ味も抜群と評判です。
ガンプラの道具 ニッパーセット
低価格でありながらガンプラの製作に必要なものが揃ったお得なセットです。
ガンプラの道具 ニッパーのまとめ
ガンプラの製作でとりあえず試しにという場合と、これからも楽しみたい場合でニッパーの選択が変わってきますが、最初は安いものから始め、その後、良質ニッパーを買い足してもゲートカット用とランナーカット用(太い部分用)に使い分ければ、無駄になることはなく、後から買った良質ニッパーも長持ちします。
ガンプラ製作のレベルが上がり、更に難しいガンプラに挑戦していくにつれてパーツは細かくなっていき、子供からは「このパーツの切り離しがムズい」と言われ頼られた時に、自分専用があるとすぐに対応できます。
親子でそれぞれの機体の出来を競い合うのもコミュニケーションのひとつになり、更に上達していくこと間違いなしです。
極めようと思うとキリがないですが、自分なりに楽しみながらの製作が長く続けられる趣味のひとつになります。
悪戦苦闘するとは思いますが、楽しいガンプラライフを楽しみましょう。