息子のお気に入りの機体がようやく完成しました。
学業や部活動が忙しく、なかなか制作が進まず四苦八苦していましたが、5ヵ月の期間を経て自分の力で満足のいく作品に仕上がりました。
息子がガンプラにハマりだし、まさかこんなデカいガンプラを買うなんて…
MG サザビー Ver.Ka 制作開始
欲しいものが手に入り箱を開けるとすぐに作り出したい!
箱を開けた瞬間心が弾みます。
パーツの大きさ、ボリュームなど見ただけで「かなりデカくなる」オーラを出しています。
サザビーの内部フレームの精密さや関節のギミックが素晴らしく「もの凄く出来がいい」、それにモノアイがLEDユニットで光るものだから、もう息子の心を鷲づかみです(笑)
息子も、この精密さをみた途端、制作意欲が湧いて来たらしく
「これはカッコよく仕上げたいから、ちゃんと作るね!」って?今までの作品は…?と思っていたら、やはり素組でバシバシ組んでいる。
ちゃんと作るという話はどこへ行った!
それにしてもデカい!
MG サザビー Ver.Ka スジ彫り
突然「どうスジ彫りしたらカッコいいかな?」と聞いて来たので、「色々な人の作品を見て参考にして真似するもよし、アレンジしてオリジナルを考えてみれば…」
そういうと、必死に画像を検索しながら、「よし、コレ!」と言いながら決まったようでした。
「カクカクしたのはムリ」と言いながら、直線でスジ彫り開始!
ほんの少しでもスジ彫りをするだけで、最終的にスミ入れをすると完成時の精密さに差が出てきます。
徐々に内部フレームも仕上がってきたのですが、見れば見るほどメカらしさに惚れ惚れします。
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シリンダーの動きを見ているだけで、まったく飽きが来ない!しかも大きさもあり、この精密感はエンジニアの心を揺さぶります。
バーニアのエンジン部分は、ほぼ隠れてしまいますがコードや銅線などで配管をしてあげると、さらにリアル感が出るのでおすすめポイントなのですが、息子はまた今度と言っていたので、完成後にアレンジします。
これを外装で隠すのはもったいない気もしますが、これはこれで自己満足の世界!
「う~ん、ターミネーターのようだ!素晴らしい!」
MG サザビー 塗装
色々と塗り分けをしたいけれど、これは息子が自分自身で仕上げたいものなので、手出しは無用です。
素組を堪能したところで、ようやく内部フレームの塗装に入りました。
息子に「またバラスの面倒くさくね?」と聞いたら
「組むとき簡単に組める!楽しいから手間じゃない!」との答え。
まぁ、小さいパーツや、明らかに取れなくなるようなパーツを付けなければいいか…
それにしても部品が多すぎて1回では塗り切らない…いつもなら内部フレームの塗装は面倒くさがってランナーごと塗装をするのに、なぜか今回は素組みが先でした。
内部フレームの色合いも、つや消しグレー派とメタリック派に好みは別れますが、内部フレームはクレオスのGXメタルブラックで塗装をしました。
クレオスのGXメタルブラックは発色が良く、光の角度でシルバーっぽく見えたりするので、結構お気に入りの色です。
動力パイプなどは、シルバーにクリアイエローでゴールドっぽく仕上げました。これだけでも結構ボディー色の赤とマッチしそうです。
内部のシルバーの部分はクリアブルーでキャンディーっぽく塗装をし、変形後に見える部分をキレイに演出。
内部の骨格の部品が分かれているので、マスキングテープなどで色分けせずに塗装ができます。
一緒にバーニアの内側もクリアーブルーで塗装しました。
もう、だいぶ塗装も手慣れてきましたが、広い範囲の塗装はまだ自信がないようです。
これから外装の塗装に入るのに、ちょっと心配です。
もともと外装は数色に分かれている他、シールで色分けする部分もあります。
外装の塗装は4色と基本より少し色合いを濃く調合しました。
早く組みたい一心から、ランナーごとの塗装になってしまいました。
案の定、ゲートの痕が… でも目立たないからよし!
息子は、サーフェイサーを好まないので(面倒くさい)そのまま塗装をするのですが、ほぼ下地の色と塗料の色が変わらないので、塗装しやすいと得意がっていました。
塗り終えた途端「つや消しにしたかった」と… そこは、きちんと説明をしなければ!
「つや消しのザラザラな面だとデカールが張り付きにくいので、光沢か半光沢のツルツルの塗装面の方が貼りやすい! 最後につや消しのトップコートを吹けば、デカールも定着してくれる」と説明
「おーーーっ」と納得!
そして、再び制作開始!
「デカールは貼らないのかい?」と質問したところ
「全部組まないとデカールの位置が分からない」ということで、完成手前まで組み付けることにしました。
MG サザビー Ver.Ka LEDユニット
LEDユニットのことを思い出し、制作途中でしたが点灯式に入りました。
MGの最大の魅力と言っても過言ではないモノアイの発光!サザビーは頭部を脱着させてLEDユニットを埋め込みます。
そして、ある程度完成?これが見たいがために組付けた?
MG サザビー Ver.Ka スミ入れ
ここから苦手だと言っているスミ入れ作業をすることにしました。
外装はラッカー系塗料で塗装をしてあるので、エナメル塗料でのスミ入れも安心です。無塗装などの場合、エナメル塗料はプラスチックに浸透しやすく欠けてしまう場合があるので要注意です。
MG サザビー Ver.Ka デカール貼り
デカールの殆どが水転写デカールなので、完成時にシールの跡が目立たずキレイな仕上がりになります。
ここから初めての水転写デカールに挑戦! おっかねー!!とビビりながら貼っていき、なんとか貼り終えてましたが、これも苦手と言っています。
話を聞いていると、組付け以外全て苦手と言っているような気が…
サザビーのデカールは、大きいものから小さいものまで数多くあったため、かなり練習ができ自信がついたようです。
何でもそうですが、経験が大事です。
しかし、また数日放置状態にしてしまったために、アクシデント発生! パーツをまとめて置いていたために、一部剥がれが出てしまいました。
MG サザビー Ver.Ka トップコート
修復不可能と判断し、もうトップコートを吹き付けることにしました。
マスキングは仕切るだけなので100均の家にあったものを使用、色の塗り分けにはきちんとしたマスキングテープを使ったほうがいいです。
変形部分が多いので、パーツをバラバラにしなくてもトップコートの塗り分けができます。
そして、ちょこっとひと工夫! 変形する裏側のチラリと見える部分や、バーニアのコゲ跡、そしてゲート処理の部分に黒い影を付けることで、重みを増して手抜きをカバーします。
そして、組付けて完成!
mg サザビー ver.kaの最大の魅力、変形前と変形後の迫力の違いが存在感をアピール!
MGサザビーとMGサザビーVer.Kaを比較させると、ガンプラの進化がいかに凄いかが実感できます。
素組でもリアルさが体感でき、ちょっとのアレンジで更にゴージャスに変化するガンプラ!サイコーです。