いとうまい子さんが還暦を迎え、新たな挑戦を続けています。1983年のアイドルデビューから60歳の今日まで、常に進化し続けるいとうさんの姿に多くの人が驚きと感動を覚えています。
45歳で大学に入学し、その後大学院へ進学。研究者としての顔も持つようになったいとうさん。そして今年4月からは大学教授に就任予定です。さらに60歳で声優デビューも果たすなど、その挑戦は留まるところを知りません。
なぜいとうさんはこれほどまでに挑戦し続けるのでしょうか？その原動力とは？
いとうさんの行動の根底には「社会に恩返しをしたい」という強い思いがあるのです。予防医学やロボット工学の研究、ロコモ予防ロボットの開発など、いとうさんの活動は全て社会貢献につながっています。
この記事では、いとうまい子さんの60年の軌跡と、これからの挑戦について詳しく紹介していきます。人生100年時代と言われる今、いとうさんの生き方から学べることは数多くあります。
45歳での大学入学から研究者へ
60歳で挑戦する声優デビューと大学教授就任
いとうさんの挑戦から学ぶ人生100年時代の生き方
いとうさんの経歴は、アイドルから女優、研究者、そして大学教授へと、常に進化し続けています。60歳を迎えた今もなお、新たな挑戦を続けるいとうさんの姿勢は、多くの人々に勇気と希望を与えています。
年齢に関係なく挑戦し続けること、複数のキャリアを持つこと、そして社会貢献への強い思いを持つこと。いとうさんの生き方から、私たちは多くのことを学ぶことができるでしょう。
いとうまい子さん、還暦を迎えて新たな挑戦～元アイドルから大学教授へ
1983年にアイドルデビューを果たしたいとうまい子さんが、今年還暦を迎えました。60歳という節目の年を迎えたいとうさんですが、その活躍の場は芸能界にとどまらず、学問の世界にまで及んでいます。アイドル、女優、タレント、そして研究者と、常に新しい挑戦を続けてきたいとうさんの軌跡を追ってみましょう。
アイドルから女優へ～芸能界での活躍
いとうさんは1983年、「微熱かナ」でアイドルデビューを果たしました。当時は”1億人のクラスメイト”というキャッチコピーで売り出されていましたが、本人は”アイドルが嫌だった”そうです。しかし、翌年の1984年にドラマ『不良少女と呼ばれて』（TBS系）の主演を務め、一躍話題となりました。
その後、いとうさんは役者やバラエティータレントとして幅広く活躍し、芸能界での地位を確立していきました。しかし、いとうさんの挑戦はそこにとどまりませんでした。
45歳での大学入学～学問への挑戦
2010年、45歳という年齢で早稲田大学人間科学部eスクールに入学したのです。この決断の背景には、社会への恩返しをしたいという強い思いがありました。
予防医学について学ぶ
ロボット工学を専攻
大学院に進学し研究を継続
大学では予防医学について学び、その後はロボット工学について学びながら大学院に進学しました。現在も大学の研究室に所属し研究を続けています。芸能人が学び直しのために大学進学を選ぶケースは珍しくありませんが、いとうさんのように大学院に進んで研究を続け、なおかつ芸能活動を両立させるというのは並大抵のことではありません。
ロコモ予防ロボットの開発～研究成果の社会還元
いとうさんの研究テーマは、ロコモティブシンドロームを予防するロボットの開発です。「ロコピョン」と名付けられたこのロボットは、高齢者のスクワット運動をサポートする機能を持っています。
1日3回、決まった時間に運動を促す
正しいスクワットのペースを指導
高齢者施設での実証実験を計画中
この研究は、超高齢社会の日本において非常に重要なテーマであり、いとうさんの社会貢献への思いが形になったものと言えるでしょう。
いとうまい子さんの経歴（学業）
芸能活動と並行して、学術研究の分野でも活躍するいとうまい子さん。45歳で大学に入学してから、予防医学やロボット工学、抗老化学など幅広い分野で研究を続けています。その学歴と研究活動を詳しく見ていきましょう。
大学・大学院での学び
大妻女子大学への入学と中退
45歳での早稲田大学入学
修士課程でのロボット工学研究
博士課程での抗老化学研究
高校卒業後、芸能活動と学業の両立を目指して大妻女子大学に入学しましたが、仕事の多忙さから通学できず中退することになりました。その後、45歳となる2010年に早稲田大学人間科学部eスクールに入学。予防医学やロボット工学を学び、2014年に卒業しています。
研究活動の広がり
早稲田大学大学院人間科学研究科に進学し、修士課程ではロボット工学を専攻。高齢者向け運動支援ロボット「ロコピョン」の開発に取り組みました。2016年に修士課程を修了後、同大学院の博士課程に進学し、研究テーマを抗老化学に変更。2021年に博士課程を修了しています。
現在の研究活動とキャリア
エクサウィザーズでの研究員活動
東京大学との共同研究
iUでの教授就任予定
2019年1月からはAI企業エクサウィザーズのフェロー（研究員）として活動を開始。高齢者支援のためのロボット開発や研究を継続しています。早稲田大学の研究室に籍を置きながら、東京大学とも共同で抗老化学の研究を進めています。
2025年4月からは、情報経営イノベーション専門職大学（iU）の教授に就任予定で、産学連携プロジェクトを率いることが決まっています。
主な研究テーマ
高齢者向け運動支援システムの開発
予防医学とロボット工学の融合
分子レベルでの老化メカニズム解明
学ぶことに年齢は関係ないということを、いとうまい子さんは身をもって示しています。これからも芸能活動と研究活動の両立を通じて、多くの人々に希望と可能性を伝えていくことでしょう。
還暦を迎えても衰えぬ挑戦心～新たな分野への進出
ここ1年間で観たなかで自分がもっとも泣いた映画が明日2/7公開の『野生の島のロズ』でした。『リロ&スティッチ』や『ヒックとドラゴン』で異種間の絆を描き続けてきたクリス・サンダース監督が到達した過去最高峰の感動。特に子育て中の人が観ると凄いことになると思う。とにかく言いたいのは、観て。 pic.twitter.com/3DrqUQxW5I
— ISO (@iso_zin_) February 6, 2025
大学教授就任～学びの成果を次世代へ
そして、今年の4月からは『情報経営イノベーション専門職大学』の教授に就任予定です。『ヒューニング学』という、自分自身を”チューニング”するためのスキルを身につける新たな学問を教えるそうです。
自己調整能力の向上を目指す
急速に変化する社会への適応力を養成
学生たちに自身の経験を伝授
いとうさんの多彩な経験と学びの成果が、次世代の育成に生かされることになります。
声優デビュー～60歳で新たな挑戦
いとうさんの挑戦は芸能界と学問の世界だけにとどまりません。今年2月7日に公開された映画『野生の島のロズ』で60歳にして声優デビューを果たしています。
オポッサムの母親役を熱演
42年のキャリアで初めての声優挑戦
新たな表現方法の開拓
常に新しいことに挑戦し続けるいとうさんの姿勢は、多くの人々に感銘を与えています。
いとうまい子さんの生き方から学ぶ人生100年時代の生き方
いとうさんの60年の歩みは、まさに「生涯学習」の体現と言えるでしょう。アイドル、女優、タレント、研究者、そして大学教授と、常に新しい分野に挑戦し続けてきたいとうさんの姿勢は、多くの人々に勇気と希望を与えています。
年齢に関係なく挑戦し続ける姿勢
45歳での大学入学
60歳での声優デビュー
常に新しい分野への挑戦
いとうさんの生き方は、「人生100年時代」と言われる現代において、非常に示唆に富んでいます。年齢に関係なく新しいことに挑戦し続ける姿勢は、これからの時代を生きる私たちにとって、大切なヒントとなるでしょう。
複数のキャリアを持つ新しい働き方
芸能活動と学問の両立
研究者としての活動
大学教授としての新たな挑戦
いとうさんの経歴は、「複数のキャリアを持つ」という新しい働き方のモデルケースとも言えます。一つの分野にとどまらず、複数の分野で活躍することが、これからの時代には求められるかもしれません。
社会貢献への強い思い
ロコモ予防ロボットの開発
次世代育成のための教育活動
自身の経験を社会に還元
いとうさんの活動の根底にあるのは、「社会に恩返しをしたい」という強い思いです。この思いが、いとうさんの挑戦を支え続けているのでしょう。
いとうさんの生き方から、私たちは多くのことを学ぶことができます。年齢は単なる数字に過ぎず、本当に大切なのは挑戦し続ける心と、学び続ける姿勢なのかもしれません。いとうさんのこれからの活躍に、引き続き注目していきたいと思います。
