ガンプラのフィルタリング
ウェザリングのフィルタリングとは、ガンプラのボディーの上から色付きの膜をかぶせた色合い(色褪せ)に塗装する方法です。
下地の塗装を損なわずに、薄く塗装を乗せる感じで色を若干変化させる技法です。
素組や全塗装したガンプラなど、塗装でフィルタ―をかぶせた感じにし、イメージを変えてくれます。
フィルタリングの使う塗料は、水性アクリル塗料やエナメル塗料が多く使われています。
フィルタリング塗装は、塗るというより、濡らして延ばす感じの塗装なので、塗料も薄めて延びのいい塗料が適しています。
画材の油絵具を使うモデラ―も少なくないです。
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ガンプラのフィルタリングのやり方
BUGU
全体的に塗装剥がして、ウェザリングカラーでフィルタリング、ウェザリング
デカールはもう無しでいいかな#gundam #gunpla #ガンダム #ガンプラ #bugu… https://t.co/MeaBdL6P9W pic.twitter.com/1aIhFKo0AY— ごう (@go_go_gosan) 2016年12月11日
フィルタリングの前に、塗料の乗りを良くするため、軽くボディー全体につや消しスプレーを塗ります。
フィルタリングのやり方は、ウェザリングのウォッシングと似ているので筆を使います。
塗料を何倍にも薄め(薄め液に多少色がつく程度)ボディー全体に塗装していきます。
その時の注意が、縦方向に筆を走らせることです。
筆の跡を一直線にすることで、自然にカーテンがかかったようにきれいに仕上がります。
ガンプラのフィルタリングの応用編
HGティエレン(地上型)製作中。
後ハメ出来なかった腿のパーツの合わせ目を消した。
ウェザリングカラーのステインブラウンでフィルタリングと墨入れ。
イー感じのデザートカラーになってきたな(自画自賛)。#ガンプラ pic.twitter.com/9nyIMr0lTs— マナぽん (@manapon74) 2017年12月25日
フィルタリングの塗装は一枚フィルターをかけた感じですが、塗料の薄め方次第でバリエーションを広げることができます。
フィルタリングを施しているときに、少し濃くした塗料をエッジ部分やパーツのくぼみなどに塗り、濃淡をつけることで塗装に陰影がつき色に深みが出て、よりリアルに仕上げることができます。
また、塗料を少し濃くし、ボディー全体に塗り込み、拭き取ることでウェザリングのウォッシングなどをすることも可能です。
フィルタリングの塗装は、塗料の濃さで色の違い出てしまうので、薄めすぎくらいから塗っていったほうが失敗が少なく、きれいにフィルターがかかります。
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