ガンプラをディティールアップするアイテムのひとつに「プラ板」があります。
プラ板をパーツに合わせてカットし貼り付けることで、ひとつのパーツが分割しているように見えたり、オープンハッチのように見えたり、スジ彫りとは違う凹凸ができるので、よりガンプラを精密に見せることができます。
また、カットしたプラ板を複数貼り合わせたりして、自作のパーツを製作することもできます。
プラ板をカットする際、ガンプラ自体のパーツが小さいため正確にカットする必要があるため、「チョッパー」という道具を100均商品で作ってみました。
ガンプラ改造の道具「チョッパー」とは
プラ板・プラ棒・木材・紙などのカットをするとき、正確にカットをする道具です。
定規を使わず、正確な直線やいろいろな角度のカットができます。
ガンプラ改造の道具「チョッパー」の材料
パンチングボード 12.5×25cm
MDF材 300mm×200mm
ステンレス取付金具 150mm 300mm
ステンレス金折隅金 38×38mm
カッターマット 32×10cm
ビス 5×20mm 5set
スクレーパーの刃(又はカッターナイフの刃)
ガンプラ改造の道具 製作
パンチングボードの裏に補強のためのMDF材を貼り付けるため、邪魔になる出っ張りをカットします。
補強をしないと、パンチングボードのプラスチックが力を加えたときに歪むため、カッター部分が均等に接地しなくなりカットしずらくなってしまいます。
MDF材をパンチングボードの内側に入るようにカットしました。
MDF材を2枚張り合わせて、丁度いい厚みになりました。
パンチングボードにL 型のステーを止める穴を開けます。
1つはパンチングボードの穴を利用し、もう1つはL型ステーの間にカッターのレバーになるステーを挟み反対側に穴を開けます。
パンチングボードにカッターマットを貼り付けます。
レバーの部分にもう一枚ステーを重ね、間にカッターを挟み固定します。
カッターマットとカッターの刃が隙間なくピッタリになったところでしっかり固定して完成です。
ガンプラ改造の道具 チョッパーを使った感想
プラ板が力を使わずスパスパカットでき、切り口がキレイ。
ミリ単位でカットでき、同じ寸法のものが複数カットができた。
プラ板を2枚重ねてカットすることで、左右対称にしたいパーツが同時にできた。
これで、ガンプラの製作が進歩したような気がします。
※プラ板の厚みによっては、結構力を使う場合がありました。
プラ板を2枚重ねた場合、瞬間接着剤で点付けするとズレずにカットできました。
プラ板のカット部分が長いと、カッターの角度に微調整が必要です。
使った結果、プラ板のカットが楽しくなり、これからのガンプラ製作の妄想が一気に膨らみました。
今後、寸法固定の治具や角度調整の治具をプラスしていく予定です。