文明を衰退させるほどの大戦争「厄祭戦」の終結から300年以上が過ぎたP.D. (Post Disaster)323年――治安維持組織「ギャラルホルン」の庇護の下に置かれた地球では、4つの巨大経済圏が繁栄を享受していた。一方でコロニーや火星圏は巨大経済圏の搾取対象となっており、経済的不均衡は大きくなっていた。
そんな中、貧困にあえぐ火星で独立運動が起こる。その中心人物となったクリュセ独立自治区代表の娘、クーデリア・藍那・バーンスタインは、巨大経済圏のひとつ「アーブラウ」代表との交渉のため地球行きを決断し、民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)」に警護を依頼する。CGSの裏切りによりクーデリアは絶望的状況に追い込まれたが、同じく見捨てられたCGSの参番組が彼女を助ける。オルガ・イツカをリーダーとする彼らは、のちに「鉄華団」に名を改める。所有するガンダム・フレームの1機「ガンダム・バルバトス」を駆使し、地球を目指して航海を開始したのだった。
via:GUNDAM.info
ガンダムバルバトスルプスレクス
私が好きなガンダムの機体は、鉄血のオルフェンズの中で主人公の三日月が乗っていた機体「バルバトス」の最終形態「バルバトスルプスレクス」です。
私は、当初より主人公の機体が「悪魔」と呼ばれることに若干の違和感と謎を感じていました。
しかも、バルバトスには変わったシステムがあり、体内にアラヤシキという背中から飛び出した醜い部品が付いていなければ、ガンダムを操縦することが出来ないという所にも、悲しい宿命を感じてしまいました。
しかし、私が本当にバルバトスが好きな理由は他にあります。
それは、バルバトスのグレードアップ方法です。
鉄血では様々な敵と戦い、勝つたびに相手のモビルスーツを手に入れていきます。
そして、そのまま使用したり、カスタマイズしたり、部品として使用したりするのです。
先日までの戦いで、苦しめられた相手のモビルスーツの機能や武器が、今度は自分の物となるわけです。
その辺が大きなプラモデルのようで、見ていてとても面白かったです。
中でも作品内で最高の的だと私が思っているMA「ハシュマル」との戦いでは、その尻尾に翻弄されて苦しめられました。
しかし、ハシュマル討伐後は、その尻尾をバルバトスに装着することによって、バルバトスは最強の「バルバトスルプスレクス」へと進化を遂げたのです。
その最終形態は本当に強くたくましくて、私の憧れです。
最後には不本意な力で壊れさってしまった機体でしたが、そこもまた、滅びの美学として私の中に残っています。
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