ガンプラのスミ入れにシャーペンで線を書く?
しかし、これなら失敗の少なく、もし失敗しても消しゴムで消せる安心感場あり、スミ入れの第一歩として定評があります。
簡単に言えば、立体のものに線を書く!それも、刻まれた溝に線を書く!これほど簡単なことはないくらい手軽にできるスミ入れ作業です。
ガンプラ用のスミ入れシャーペンは0.3mmシャープペンシルと基本的に同等のものですが、そのメリットは使い勝手の良さと手軽さにあります。
スミ入れシャーペンはシャーペンのみでスミ入れ作業が可能で、万が一はみ出したとしても、消しゴムではみ出した部分を消すことができます。
また、色はシャーペンの芯の色の薄いグレー/ブラック系の色となっているために、多くのスミ入れする部品で目立ちすぎるということはありません。
普通の0.3㎜のシャーペンでもいいんじゃない?と思われますが、シャーペン本体は市販のものとあまり変わりはありません。
使う人の好みで、グリップの部分がカッコいいガンダム専用を使うか、普通の文房具を使うかの差です。
違う点は「芯」にあります。
普通のシャーペンの芯より柔らかい感じで、モールド(溝)の中を滑るように芯が削れる感じで書くことができます。
市販の芯を使う場合は、B以上の濃い芯を使うことが無難です。
一度、軽くつや消しトップコートを塗装しておくと、ザラついた塗装面に芯が馴染み、色が付きやすいですが、素組や光沢の塗装面では、芯が滑りすぎて、色の付きがあまり良くない場合があります。
色が薄いのはメリットでもありますが、具体的な部分でいうと、ガンダムの顔のへの字口の部分などでは、シャーペンの色では薄すぎるので、塗料を使ったスミ入れに挑戦したほうが良くなってくるでしょう。
スミ入れシャーペンの欠点は、シャーペンの芯が届かない場所へのスミ入れができないことと、細いモールドには芯の先が入り込まず書きづらいです。
シャーペンの芯は0.3㎜と非常に細く、芯が折れやすい点も注意が必要です。
全身塗装までできる方の場合はシャーペンでのスミ入れは塗装を傷つける恐れがあることや、失敗した際の消しにくさから向いていません。
塗装に自信がない、スミ入れが苦手、簡単に仕上げたいという場合に最適な道具です。
スポンサーリンク