ガンプラの塗装 缶スプレーで簡単に全塗装を短時間で完成させる方法!

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ガンプラを塗装するのに道具がない、でも塗装したいという場合、ランナーごと塗装してしまえば簡単に全塗装ができてしまいます。

ガンプラの塗装をする際、部品が細かく数が多い、色分け済みプラモデルだから素組でもいい感じに仕上がり、塗装はトップコートで十分という人も多いと思います。

一度塗装をすれば、プラスチックの透けも若干少なくなり、塗装に厚みが出る分、ガンプラのランクが上がったような感じに仕上がります。

ガンプラ 塗装 スプレー

ガンプラの見た目をもっと良くしたい、装甲や内部フレームなど、ちょっとした色の変化や塗装済みという満足感に仕上げたいと言う場合、塗装が必須になります。

ガンプラ 塗装 スプレー

エアブラシやその周辺の道具を持っていれば、色分けなど簡単に塗装できるのですが、まだエアブラシは必要ないと感じているが、塗装はしたい!

そんな時は、ランナーごと一気に缶スプレーで塗ってしまいましょう!

塗装をするときに、ランナーから部品を切り離し、塗装専用のクリップなどにはさみ、塗装する人が多いと思います。

1点ずつのパーツの塗装だと、クリップの数を大量に必要とし、それを刺しておくベースなどが必要になりますが、そんな心配は一切不要です。

部品を切り離さなければ、余分な道具は必要なくなります。

100均などで、クリップと竹串などが買えますが、ガンプラのグレードを上げていくと、それなりに部品点数が多くなり、クリップの数も増えています。

ガンプラ 塗装 スプレー

エアブラシと周辺の道具を持っている人ならいいですが、小さいパーツ1点ずつを缶スプレーで塗装するとかなり塗料の無駄になり、手間と時間が掛かります。

パーツごとの缶スプレー塗装に慣れている場合はいいのですが、スプレーでの塗装は一度に色を吹き付ける感覚で塗装をすると、厚塗りしすぎて塗料が垂れて失敗してしまいます。

スプレー塗装は、エアブラシ・缶スプレー問わず、数回に分けて色を重ねて塗装していくことが基本なので、パーツひとつひとつを何回も塗り重ねて発色させなければなりません。

ランナーから、部品を一度切り離すと、番号が分からなくなり組み上げる自信がなくなったり、一度組んでからバラすと部品が欠けたり、組み立て説明書の絵や写真だけが頼りになってしまいます。

ガンプラ 塗装 スプレー

組付けに慣れている人ならいいのですけれど、初めて組む人には、ちょっとハードルが高いです。

今のガンプラは、色分けされているので、ランナーごと一度に塗ってしまえば、素組と同じように組み上げられます。

塗装の色の選択で、元の色とあまり差がない色を選ぶと、パーツを切り離したときのゲートの色の差も少なく、筆差しも簡単にできます。

内部フレームなどは、ガンメタ系やフレームメタリックなどが発色や定着が良いのと、鉄っぽさが重みを増すのでおすすめです。

ガンプラ 塗装 スプレー

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塗装する前の下準備として、パーツの洗浄をしておくことをおすすめします。

ガンプラに限らず、プラモデルは製造過程で、プラスチックの金型に離型剤(油のようなもの)を塗って金型から剥がしているため、出荷前に洗浄してあるとはいえ、もしかしたらその離型剤が落ちきれない可能性があります。

最近のプラモデルでは、あまり塗料を弾いたということは聞きませんが、念のため洗浄をしておいた方がいいです。

洗浄のやり方は、洗面台や洗面器などパーツの入る適当な大きさの桶など水を溜められるものに、ぬるま湯を溜め、中性洗剤(台所用)を適量入れて(手を洗うくらいでOK)、使わない歯ブラシなどで細かい部分まで洗い流します。

ガンプラ 塗装 スプレー

その後、乾燥させて終了です。

缶スプレー塗装のデメリットは、圧力調整ができず塗料の吐出量が多いため細かい部分の塗装が苦手、缶スプレーとパーツの距離を近づけすぎると塗料が垂れてしまいます。

しかしメリットも多く、吐出量多いことを利用し広い面の塗装ができるため、一気にランナーごと塗装ができるので塗装時間の短縮に繋がります。

広い面積を得意とすることから、ムラが少なく塗装でき、風のない日なら塗装ブースを使わず屋外で塗装ができ、乾燥も洗濯ものを吊るすように干せるので、部屋が臭くなる心配もありません。(風とホコリには十分注意)

ランナーごとの吹き付け塗装で、ビニール手袋の着用やランナーに割り箸や棒をテープで貼り付け塗装をすると手が汚れません。

塗装前に缶スプレーを、これでもかというくらい良く振り、ランナーごと満遍なく吹き付けます。

このとき、角の部分や側面など、塗装の塗り残しが出る場合があるので、その部分から塗装をすると、塗り残しなく均等に塗装ができます。

ランナーから切り離した後のゲートの切り口の部分はと塗料が付いておらず、ゲート部分はわずか数ミリなので余った缶スプレーの塗料をキャップや紙コップなどに吹き出し、ゲートの切り口に爪楊枝や筆で塗ってあげれば目立たなくなります。

素組のようで、素組ではない、何本かの缶スプレーで全塗装のガンプラが仕上がります。

ひとつひとつ部品を塗装する手間がないので、塗装後、乾燥すればすぐに組み立てが始められます。

もうちょっとリアルに仕上げたいと思ったら、塗料を買い足して細かい部分を筆塗りし、スミ入れを行えば、かなりの出来栄えになります。

ガンプラ 塗装 スプレー

部分塗装をする場合は、ランナーごと全体を塗装する前に、部分塗装する部分に塗料が付着しないように、あらかじめ分けられるパーツは、マスキングテープなどを貼り付けておくと、乾燥後、筆塗りをするときに下地の塗料と筆塗りの塗料が混ざらず、スムーズに筆塗りができます。

私がプラモデルの塗装を始めた頃は、インターネットの情報などは全くなく、プラモデルも接着剤が同封されてた時代でした。

もちろん、エアブラシという物も知らず、周りの人たちはみんなランナーから切り離さず、筆塗りや缶スプレーを使っていた時代でした。

インターネットが当たり前の時代になり、人々の制作過程も動画で見られるようになり、今ではエアブラシも格安で手に入るようになりました。

それでも、ガンプラの内部フレームの奥の見えない部分は、今でもランナーから外さず最初に塗装することがあります。

エアブラシのメンテナンスが面倒くさいという場合は、缶スプレーの方がすぐに使えて、片付けなども手間が掛からず楽です。

ガンプラに限らず、いくつもプラモデルを塗装したいという場合や細かい色分けもしたいという場合、缶スプレーはコストが掛かります。

最近では、格安のエアブラシセットが販売されているので、缶スプレーを十数本買う金額でエアブラシセットが手に入ります。

エアブラシの塗装は、ただ塗装をするだけではなく、グラデーションなどの陰影を付けたり、繊細なタッチの塗装や細かいパーツの塗り分けなど、いろいろな塗装のチャレンジができ、塗装のレベルアップができます。

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手軽で簡単でそれでもって、リアルにガンプラを作りましょう。

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