ガンプラを塗装する前に、下地の処理をしておくと、筆塗りでの塗装が楽になり、スムーズに塗装が進み、仕上がりが良くなります。
下地処理には、いくつかの方法があります。
ガンプラのゲート処理
最初に行うのがゲート処理です。
ランナーから切り離した際に残る出っ張りを処理しておくことで、筆塗りしたときに筆が引っ掛からず、スムーズに筆が滑りゲートの残った部分に塗料が溜まったりしないので、自然な仕上がりにすることができます。
ガンプラのパーティングライン消し・合わせ目消し
次に行うのが、パーティングライン消しや合わせ目消しなどです。
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合わせ目消しの後、削った粉などが出るので、よく洗い流しますが、その時にメラニンスポンジなどで、全体を軽く擦りキズ付けておくと、塗料の定着がよくなります。
やり過ぎると、キズの粗さがそのまま塗装の表面に出てしまうので、表面のツルツルの部分にツヤが無くなる程度の擦り加減にします。
そのほか、ヒケ処理などを消す方法などもあります。
ガンプラのサーフェーサーで下地
サーフェイサーと聞くと、本塗装前の塗料定着用の下地処理というイメージが強いですが、隠ぺい力が強く下地の色を統一してくれるので、塗料本来の色を発色してくれます。
サーフェイサーには溶きパテとしての役割もあり、目の粗さも選べるため、使い方次第で違う塗装の方法もできます。
溶きパテ塗って鋳造風加工。#ガンプラ pic.twitter.com/LAiz2lgWnl
— のんじょ (@nonjo0218) 2014年7月23日
キズ埋めや下地の色の透け防止はもちろん、パテとしての使い方で下地に厚塗りをし、わざとボコボコの表面を表す鋳造AFV風仕上げなどもできます。
その上に、筆塗りで塗料を厚塗りすることにより、重厚感のある仕上がりにできます。
厚塗りの場合、乾燥時間が長くなりますが、乾燥を早めるとてもいい商品があります。
筆塗りの楽しみ方もいろいろあるので、固定概念に囚われず自由に塗装することが楽しさのひとつです。
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