ガンプラのスミ入れは、スミ入れエナメル塗料・スミ入れペン・スミ入れ筆ペン・スミ入れシャープ・各塗料などで行います。
スミ入れの道具も安価なものが多く、初心者から始められる塗装の第一歩です。
ガンプラのスミ入れは、パーツに刻まれたモールド(パーツを分けるように見せるスジ)に塗料を流し込み、ひとつのパーツに数種類のパーツが取り付けられているように見せる技法です。
一見難しそうに見えるスミ入れですが、コツをつかめば初めてでも簡単にスミ入れをすることができます。
スミ入れをきれいに仕上げるためのコツは、自分に合ったスミイレの塗料や道具を使うことです。
スミイレの道具も数種類あり、上手に使い分けると失敗なく簡単に仕上げることができます。
ガンプラのスミ入れは、流し込むタイプと、書くタイプの2通りがあります。
どちらも、使う場所によって扱いやすさが違い、スミ入れをする場所に合わせて道具を変えると、よりシャープな仕上がりになります。
ガンプラ スミ入れ流し込みタイプ
スミ入れ流し込みタイプは、タミヤスミ入れ塗料・ガンダムマーカースミ入れペン流し込みタイプなどがあります。
スミ入れ流し込みタイプは、塗料がサラサラなので、モールドの溝に塗料を置いくる感じで垂らすと、塗料が毛細管現象で勝手にモールドの中を走っていきます。
塗料を垂らしたスタート地点のはみ出しなどは、専用溶剤を綿棒に少量浸けて拭き取るだけです。
失敗を避けるためのコツは、塗料がはみ出すスタート地点を、拭き取りしやすい場所にする。
スミ入れのはみ出しが、拭き取りしやすい場所にあれば、簡単そしてきれいに拭き取ることができます。
奥まった場所や、複雑なモールドの間などにはみ出してしまうと、綿棒などでの拭き取りの際に、ほかの場所まで拭き取ってしまったり、綿棒が届かず拭き取れない場合があります。
スミ入れ流し込みタイプは毛細管現象で流れ込むため、奥まった場所までスミ入れをする場合は、手前の拭き取りしやすい場所から塗料を流すことが、拭き取りとやり直しが少なく済むやり方です。
スミ入れ流し込みタイプのコツは、四角いモールドなどは、角の部分に垂らすとバランスよく塗料が流れてくれます。
エナメル塗料などを、シャバシャバに薄めて筆を使いスミ入れすることもあります。
この場合、スミ入れの色を自分で作れるメリットがあります。
ガンプラ スミ入れペンタイプ
ガンダムマーカースミ入れペン極細タイプは、サインペンのようの書くことができます。
ガンダムスミ入れシャープペンも同じように書くタイプです。
スミ入れペンタイプはモールドの溝にペン先を入れて書くので、溝から脱線しないように書くことがコツです。
ペン先がモールドに入り込まなかったり、奥まで届かない場所には使うことができないので、流し込みタイプと併用して使うことでしっかりスミ入れができます。
そのほか、 ガンダムマーカー スミ入れ用 筆ペンがあり、流し込みタイプとペンタイプの中間あたりの使い良さで、拭き取りもティッシュや綿棒で落ちる手軽さで好評です。
ガンプラのスミ入れのコツは、はみ出すことを恐れず勇気を出して入れることです。
はみ出したとしても、消しゴムで消せたり、ティッシュや綿棒などに専用溶剤を付けて消すこともできます。
スミ入れの回数をこなしていくうちに、感覚が身に付き、流し込みタイプは楽しささえ感じてきます。
ガンプラのスミイレの道具の価格は高いものではないので、それぞれの特徴を生かしマスターすることで、ガンプラの魅力を最大限引き出すことができます。