ガンプラのウェザリングが初心者でもリアルで簡単にできる方法をまとめました。
塗装による表現だけではなく、本当にダメージを与えることで戦闘の凄まじさをリアルに表現します。
ガンプラのウェザリングの方法で、塗装による汚しが一般的で、簡単なものから技術・センスが問われるものまであります。
エアブラシで陰影をつけるやり方や、筆を使うやり方、画材道具を使ったり、食塩やヘアースプレーなどを使ったりするモデラ―さんもいます。
ウェザリングの塗装の技法は沢山あり、汚し方や飾り方などストーリーを考えながら汚していく楽しみもあります。
身近な道具でダメージを与え、戦闘のリアルさを表現!
ガンプラのウェザリング クラフトヤスリでダメージ
ガンプラの外装のダメージとして、手軽に簡単にできるのが、クラフトヤスリを使った傷付けです。
ガンプラにキズを付けたい部分にクラフトヤスリのエッジ(角)の部分で削り、擦れてえぐれたような痕をを付けます。
小さい擦れキズから、大きく長いキズまで簡単に付けることができます。
数多く付けることで、戦闘中の敵を追ったり逃げたりした激しい痕跡を残すことができます。
ガンプラのウェザリング ハンダごてや焼いたカッターナイフでダメージ
ハンダごての場合は、熱で溶かすため、火傷には十分な注意と、プラスチックを溶かした時の臭いと煙に注意してください。
ガンダムでは、ビーム兵器を使うことが多く、溶かす表現が適している場合が多いです。
実は、ハンダごては滅多に使いませんorz
その代わり、カッターナイフの先をライターで炙り溶かすことが多いです。
カッターナイフ自体が安いので、炙り専用のカッターナイフを用意しています。
簡単に溶けてくれるので、力を使う必要はありません。
思い通りの深さまで溶かしていくことが可能で、切断の再現にも適しています。
ただ、火の取り扱いには十分に注意してください。
※予め水を用意しておくことをおすすめします。
ガンプラのウェザリング 弾丸痕の表現
ガンプラの戦闘でよく使われるバルカンやライフルですが、その当たった穴を表現するのに、ピンバイスとデザインナイフを使います。
ピンバイスで穴を開けるだけだと、ただの丸い穴になってしまいます。
そこで、デザインナイフを使い、穴の入り口をほじくっていきます。
仕上げに、穴を中心から外側に向け星形にキズを広げていくと、弾丸の勢いを表現できます。
鉄板に弾丸が当たったイメージではないですが、工夫次第でデザインナイフの代わりに千枚通しなどの先をライターで炙り溶かすことで、ビーム兵器の熱の表現をもっとリアルに追求することも可能です。
ガンプラのウェザリング ミニルーターを使ったダメージ
ガンプラの改造などで、とても役に立つ電動工具でミニルーターがあります。
削りや穴あけ作業までこなしてくれるアイテムです。
替え刃のの種類も多く、カットから磨きまで出来てしまう優れものです。
場所によっては、ギザギザに削ったり、表面のボコボコな感じも出してくれます。
ガンプラのウェザリング デザインナイフで剥がれを表現
ガンプラのウェザリング塗装でドライブラシやチッピングをよりリアルに表現するために、デザインナイフを斜めに当て、塗装の剥がれを出します。
やり方は、塗装のはがれた浮いた部分を出したい場所にデザインナイフを斜めに当てて、薄皮を作る感じでナイフの刃先をもぐらせていきます。
このとき、指を切らないように注意して親指でちょっとずつギザギザに削いでいくのがコツです。
後は、ドライブラシやチッピング塗装をすれば、ちょっと違った汚し方ができます。
ダメージを直接与えることで、今までと違った躍動感があったり、壊れて朽ちていくガンプラが制作できます。
是非、試してみてください。