沖縄のユタのお祓いのすごさを垣間見た!シルミチューの怖い体験談
50代男性 息子の学校行事の引率で、浜比嘉ビーチ(沖縄県うるま市)に行った時の出来事です。
浜比嘉島(はまひがしま)は海がキレイで観光客も多く訪れる場所です。
聖地としても知られており、琉球開闢(かいびゃく)である女神のアマミキョと男神シルミキョに作られた島であるとの言い伝えがあります。
そんな浜比嘉に行くと、霊感の強い人は何かを感じると言われており、霊感のないスピリチュアル系が好きな人々も多く訪れるそうです。
琉球を創る為に最初に出会った二人
「シルミチューとアマミチュー」
のご移住地跡ピリピリと「何か」を感じられるような場所です。
子宝のパワースポットとして知られています。今回も「ウガン」を捧げている方がいましたので
最後の撮影は遠慮しました。
気になる方は訪ねてみて下さいね。 pic.twitter.com/C2FT0F3r3t— 【公式】沖縄ツーリスト OTS (@ots_okinawa) March 1, 2023
スピ好きが訪れるのはアマミチューの墓とシルミチューの霊場です。特にシルミチューの霊場は、霊感のない私でも、その場所に行くと「霊的な何かがいるのでは?」と思ってしまうほどの場所です。
参加していた生徒のうちの7人から「アマミチューの墓とシルミチューの霊場に行きたい」との意見が出たので、引率の私たちが連れて行くことになりました。
同行したのは男子2人と女子5人で、女子はスピリチュアルな事に興味があるから行ってみたい…と言いましたが、男子2人は全く興味がないようで、好きな女の子がいたから行ってみようかなというノリでした。
シルミチューの霊場でふざけていた男子が意識不明に陥って…
私たちは最初にアマミチューの墓に行きました。景色が綺麗な場所なので和やかなムードで写真を撮ったりしました。
次にシルミチューの霊場に行きました。
シルミチューの霊場は浜比嘉島の真ん中あたりの森林地帯に位置しています。近くの駐車場から霊場へ歩いて行きました。
鳥居をくぐり、100段ぐらいの階段を上って行きます。周りは木々で覆われており、いかにも神様が住む場所といった雰囲気があります。
さっきまでの騒いでいた生徒たちも神聖な雰囲気を感じているのか怖いのか、周りをキョロキョロと見まわしながら、静かに階段を上ってました。
シルミチューの霊場で、生徒たちは鉄格子で塞がれてるところから中を覗いたり、手を合わせたりしていました。
さきほどまでは静かだった生徒たちも徐々にその雰囲気に慣れ、いつもの調子でワイワイし始めるやいなや、調子に乗った男子生徒の一人が鉄格子を揺すったり、よじ登ろうとしたりして悪ふざけを始めたのです。
霊場でそんなことをしては罰が当たるよ!とたしなめたのですが…ここに棲む者は子どもの悪ふざけを許そうとはしなかったようでした。
ビーチに戻ると、さっきシルミチューの霊場でふざけていた男子が気分が悪いと言い出しました。
しばらくすると、その男子生徒が「意識を失った!」と、担任の先生が血相を変えて走ってきたので、とりあえず救急車を呼んだのです。
沖縄ユタのお祓いに驚愕!視えざる者に許しを乞うたのか?
その騒ぎで地元の人が集まってきたので事情を話すと、その場に居合わせた人がおばあちゃんを連れてきました。
そのおばあちゃんはうなずきながら私たちの話を聞いてましたが、一度その場を離れ、塩や酒とススキの葉っぱのような草を持って戻ってきました。
おばあちゃんはその男子の頭を触り、塩を乗せたり、おでこの上で葉っぱを左右に揺すったりしていましたが、
…と言うので、おばあちゃんを車に乗せ、私と先生、2人の地元の人でシルミチューの霊場に向かうことになりました。
到着すると、おばあちゃんは塩を盛り、酒をコップに入れ、手を合わせながら霊場に向かってブツブツと何か喋ってましたが、おもむろに私たちの方を向いてこう言いました。
あわてて私たちも手を合わせると、おばあちゃんは再び霊場に向かって、何かをブツブツ唱え始めました。
数分 それが続いたあと、おばあちゃんは何事もなかったかのように、あっさりと
ビーチに戻ると、おばあちゃんは再びその男子のおでこの上で葉っぱを揺すりました。そして
…と言うと、間もなく男子は意識を取り戻し、しばらくはボーっとしてましたが、徐々に元気を取り戻したため、一同が安堵したのでした。
後から聞いたところによると、そのおばあちゃんは昔、浜比嘉島のノロだった人で、現在はユタ(霊能者)でもあるとのことでした。
沖縄在住の私はユタや不思議な話は頻繁に聞いたことはありましたが、こういう場面に居合わせたのは初めてでした。
噂には聞いていましたが…沖縄ユタの力、おそるべし!